この記事は、グループホーム(共同生活援助)の管理者・運営者に向けた、日々の事務作業とAI活用に関する体験談です。
結論から書くと、就労証明書のために必要だった「暦月(1日から末日)ごとの勤務時間の合計表示」は、Claude Codeで自作した勤務表アプリに機能を追加してもらうことで解決しました。自作アプリの一番の魅力は、必要になったその場で自分好みに直せる自由度の高さだと感じています。
勤務表はClaude Codeで自作したアプリを使っている
先にお伝えしておくと、私の事業所の勤務表は、Claude Codeで自作したアプリで作成しています。
以前は市販の配布されているテンプレートなども使ってみたのですが、結構手間がかかり、勤務表を作るのが大変でした。今は自作アプリのおかげで、勤務表の作成は非常に楽になっています。
就労証明書の勤務時間集計が面倒だった理由
先日、就労証明書を書く必要がありました。
正直なところ、管理者として働いていると、体制届に出している勤務時間の枠を超えて、ほとんど働きっぱなしではないかと感じる日々です。それでも書類は書類なので、勤務表に基づいた正確な時間を記載しなければなりません。
ちなみに体制届の作成も、体制届の自動転記アプリで楽にしています。
ここで問題になったのが、勤務時間の集計です。
私の事業所は給与が15日締めです。勤務表アプリも「15日締めの期間で勤務時間を計算できれば良い」と考えて作っていたので、今まではそれで何の問題もありませんでした。
ところが、私が受け取った就労証明書の様式では、1ヶ月ごと(暦月)の時間を記載する必要がありました。なお、調べてみると自治体によって扱いは異なり、給与の締め期間のまま記載して備考欄に「15日締め」と明記すればよいとしている自治体もあります(神戸市など)。書く前に、提出先自治体の記載要領を確認するのが確実です。
私のアプリには、暦月で集計する機能がないのではないか、と気づいた瞬間でした。
市販の勤務表ソフトは、こういう場面まで考えて作り上げられているのだなと、自作するたびに感じます。
Claude Codeで勤務表アプリに就労証明書用のタブを追加した
自作アプリの場合は、気がついたことがあれば、少しずつ修正をかけていくしかありません。
Claude Codeに頼むだけと言っても、一応こちらも考えてはいます。15日締めの期間で計算はできているのだから、1ヶ月分の期間で計算し直してもらえば問題ないはずです。それなら専用の表示タブを作ってもらおう、と方針を決めました。
さらに今回は、時間の表記方法を細かく指定するのではなく、就労証明書のExcelデータをアプリに読み込ませたうえで、「この欄に記入できる情報がほしい」と付け加えてみました。
できあがったのが、この画面です。

暦月(1日から末日)で就労日数や就労時間を集計し直したうえで、証明書のどの欄に書き写す数字なのかまで表示してくれています。数字の出し方の注釈まで自動で付いていて、正直すごいなと思いました。
それにしても、集計された勤務時間を見ると、我ながら働きすぎですね。
自作アプリの魅力は「自分好みに直せる」こと
もちろん、良いことばかりではありません。
指示を出さずに適当に作ってもらうと、画面がうまくスクロールできなかったり、ボタンが画面からはみ出したりと、いまいちなアプリができあがることも多々あります。完成度を上げるには、こちらから細かく直しを頼む手間が必要です。
それでも、自分の事業所の締め日、自分の書類、自分の運用に合わせて、めちゃくちゃ自由度の高いカスタマイズができるのは、自作アプリならではの魅力だと思っています。
管理者の事務仕事がどれだけ積み重なるかは、管理者の日中業務の実録にも書いています。
まとめ:小さな困りごとからアプリ化してみる
- 給与の締め日と暦の月がずれていると、就労証明書の勤務時間集計は意外と手間がかかる
- 自作アプリなら「証明書のExcelを読み込ませて欄に合わせた集計タブを作る」といった機能を後から追加できる
- 完成度を上げるには修正指示の手間がかかるが、自分の運用に合わせられる自由度は大きい
勤務表や書類仕事に時間を取られている管理者の方は、まず一つ、小さな困りごとをAIに相談してアプリ化してみることをおすすめします。書類にかける時間を減らした分だけ、支援や運営に使える時間が増えていきます。
グループホーム運営に必要な知識の全体像は、運営に必要な知識の全体像にまとめています。


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